パーソナルカラーの考え方はファッションだけではなく、様々な色合わせに活かすことができます。
今回はパーソナルカラーをインテリアに活かす方法をご紹介します。
目次
基本のインテリア配色の考え方
①ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーを決める
インテリアでの配色を考えるには、ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの3つをまず決めなければいけません。
ベースカラーとは
ベースカラーとはインテリアの中での基本となる色です。
具体的には天井や床、そして壁といったお部屋の70%ほどの大部分を占めるものになります。
アソートカラー(メインカラー)とは
アソートカラーとはソファやテーブル、収納家具といった比較的大きなサイズの家具の色になります。先程のベースカラーがインテリア全体で7割程度であったのに対して、このメインカラーは2、3割程度を占めます。
アクセントカラーとは
アクセントカラーとはクッションやランプシェードといったインテリアの中でも小さなアイテムの色を指します。全体の1割にも満たない面積を占めます。
一般的にインテリアを考える際は、ベースカラー7:アソートカラー2.5:アクセントカラー0.5の比率で色合いを決めます。
実際のサロンのインテリア
ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーを私のサロンを使って説明します。
下の写真は私が昔借りていたサロンです。
この部屋でインテリアカラーを考えた時、壁の色が真っ白だったためベースカラーは自然と白に決まりました。(そもそも私の中で白い壁というのはサロンを探す条件の一つでした)
アソートカラーは家具の色のウッディな茶系と赤にしました。
そのため絨毯は赤。赤の面積を増やすために、クッションも赤。
小物もいくつか赤で揃えました。
アクセントカラーは、ピンクとグレイ。
窓などの縁がシルバーのため、シルバーに合わせてソファはグレイを選択。
女性らしいイメージにしたかったので出窓のカーテンと間接照明、小物はピンクにしました。
白、茶色、ピンク、グレイ、赤で5色。
本当はラベンダー色も使いたかったのですが、ラベンダーまで入れると部屋がゴチャゴチャしそうなので外しました。本当はここにグリーンの観葉植物も入れたかったですが、置き場がなかったため生花を飾ることで妥協しました。
インテリアでの配色は5色使いが基本です。
それ以上使ってしまうとゴチャゴチャした印象になってしまうので使う場合は注意が必要です。
また、インテリアはアイテムが多い為、気を抜くとすぐに色が増えてしまいごちゃごちゃしやすいです。
パーソナルカラーを取り入れたインテリアの考え方
インテリアコーディネートのポイントはお部屋の床や壁、カーテン、インテリアなどの色のベースを統一することです。
色のベースを統一するだけでまとまりのあるオシャレなお部屋作りが出来ますが、その色のベースを作る時に使えるのがパーソナルカラーです。
パーソナルカラーで使われる「イエローベース」「ブルーベース」を主軸に考えていきましょう。
ベースカラーを知る
パーソナルカラーの世界で色のベースは大きく分けて2つ。
イエローベースとブルーベースに分かれます。
見分けるポイントは、その色に温かみを感じるか、クールさを感じるかです。
温かみを感じる色はイエローベース。クールさを感じる色はブルーベースになります。
まずはご自分のお部屋の床や壁を見渡して、部屋全体が温かみがあるかクールさがあるかを見極めましょう。(上記の私のサロンの壁は真っ白で暖かみを感じないクールなブルーベースです)
イエローベースのお部屋
イエローベースの特徴は暖かみを感じる色。
お部屋の壁も真っ白ではなく、アリボリーやベージュなどぬくもりを感じる色が多いです。
イエローベースの木の板は下の写真のように、黄みの強い色をしています。
ブルーべースのお部屋
ブルーベースのお部屋はクールでモダンなイメージです。
壁は真っ白や無機質なコンクリートやグレイ系です。
ブルーベースの木の板は下の写真のように、赤茶や白っぽい色をしています。
パーソナルカラーに合わせてインテリアを選ぶ
パーソナルカラーで分けられたグループは、色の共通性が高くまとまりやすいという特徴があります。
その為、インテリアもパーソナルカラーを使ってコーディネートすると統一感のあるお部屋を作れます。
自分のパーソナルカラーに合わせてお部屋をコーディネートするのもいいかもしれません。
イエベ春のインテリア
イエベ春の色を使ったインテリアは
暖かみがあり、カラフルで賑やかイメージです。
アイボリーやベージュなどの落ち着いた色に
ターコイズブルーや、オレンジ、黄色などのビタミンカラーを取り入れましょう。
イエベ秋のインテリア
イエベ秋の色を使ったインテリアは、落ち着いた深みのあるイメージです。
ブラウンやベージュなどの落ち着いた色に
深みのあるオレンジや緑などを取り入れましょう。
ブルベ夏のインテリア
ブルベ夏の色を使ったインテリアは女性らしい優雅なイメージです。
柔らかいグレーにパステルピンクやラベンダーカラーを取り入れましょう。
ブルベ冬のインテリア
ブルベ冬の色を使ったインテリアはモダンでクールなイメージです。
ホワイトで無機質なイメージや、重たいグレイを使うとモダンなイメージを作れます。
鮮やかな赤やヴィヴィットなピンクなどでアクセントをつけましょう。
今回はパーソナルカラーを使ったインテリアイメージをご紹介しました^^
少しでもみなさんの参考になったら嬉しいです^^